20代は、油絵を描いていました。
その終わり頃には、絵の具の臭いが嫌いになっていました。
30代は休息?あるいは寄り道?をしていたような。40歳の時、兵庫県芦屋市より能登半島の柳田村へ突然移住。
都会育ちの私にとって、こちらでの生活はすべてが新鮮で、40にして生まれ代わったような気がして、独学で陶芸を始めました。
小さいものは箸置きから、大きなオブジェまで、夢中というより、暗中模索の中で
作りつづけた10年間でした。
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土、釉薬、顔料、そして1250度を越えるほどの炎。私にとっては絵の具よりずっと扱いにくく、最後まで結果の見えない
これらの素材は、大変だなと思う反面、
スリルがあり、引き込まれす。
今でも窯焚きの度にドキドキしますし、
祈りを捧げる私です。
Art ceramics and Haiku