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Art ceramics and Haiku

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update 2004/06/08

「土が化ける」

　「やきもの」による作品は絵画、彫刻等に比べて固定観念が強いように感じています。
　
　　　　オブジェにしても、文字通り物体化していて冷たく表情のある作品はあまり見かけません　　　
。
　　　　　　　　　　　　　　　　　そこで、もっと温かみのある親しみのある作品を制作してみたいと、テーマを「顔」　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　それも横顔に絞り制作しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　敢えて横顔にしたのは、横顔の方が、正直だとおもったからです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

誰でも正面の表情は演技することができますが、前から見て笑っているようにみえても　　

横から見たら、、、、、。横顔まで演技するのは難しいとはおもいませんか？　　　　　　

　作り始めて見ると、器やオブジェには土は実に適した素材ということを痛感しました。　

　　　　　　　　　　　　肌の柔らかさ、血の通った色、張りなどは色顔料を使うと不自然になるので　五種類の土を使って　　　　　　　　　　
　だしています。彩色も一度の本焼きで決まることはなく、何度も焼き直しをします。

　　　　形にいたっては、まずイメージを決め、土を大きく伸ばし折ったり、曲げたり、裏返してみたり　

　思い切って潰したりの末、やっと浮かび上がってきたところを捕まえるというかんじです。　

　　　　　　この、「FACEシリーズ」をご覧頂き、焼き物に対する　固定観念から離れて、創造の広がりを　　　　　　　
　　　　　　
楽しんでいただければ幸です