My portrait
PROFILE
高校・大学と絵画を学ぶ。大学での絵画にあきたらず,2年で中退。 フィジー,オーストラリアでアボジナルアートを研究して帰国,23歳でテキスタイルデザイン「アトリエ黒」を設立。設立後,まもなく,カネボウ,東洋紡と直接取引することに成功して,服地,ネクタイ,壁紙,スカーフ等のデザインを手がける。 27歳,夫のインドネシアへの赴任に同行するために「アトリエ黒」を閉じる。 30歳,帰国後,趣味で作っていた陶芸のオブジェ作品を金沢在住の陶芸家飯田雪峰氏に評価され,東京―金沢を往復しつつ本格的に陶芸を学ぶ。 40歳,幼い頃から憧れていた田舎暮らしを決意。 1992年夏,石川県能登半島の柳田村(現・能登町)娘 乃波木を連れて移住する。縁もゆかりもなかったが,日本中北から南,数多の役所に問い合わせて快諾を得られたのは柳田村のみだった。紹介されて訪れた建物・敷地は以前に陶芸家が使っていたものであったがひと目見て気に入り移住を決めた。伝統陶芸ではなく,オーソドックスな器というよりも,陶板(注1)を中心に,素材に自然物を取り入れた置物や,動物のオブジェなど,個性的な作品を作り続けている。 都市から遠く離れた土地で見る自然やそこで暮らす人々の姿を,移住以来,今も変わらず新鮮な驚きと好奇心で見つめている。 雪景色,誰もいない田んぼ,点在する家々とそこで織りなされる日々の営み。懐かしくも美しい,素朴で力強い人々の気配とそれを大きく包みこむ自然。都会では見られない暗闇の中に見つける小さな光。今そこで暮らす女性だからこそ感じ取れた,普遍的で瑞々しい日本の風景。能登の環境が私の作品作りの源となっている。 【展示会開催実績】 2001「LOVE ME1」ギャラリー華音留(東京 原宿)後援石川県 2001「LOVE ME2」ひろた画廊(金沢) 2002 「海感」ギャラリー葦 (七尾) 2002 「Elief」NTTマルチメディアスクエア 金沢市 2004「FACE」ワイアート ギャラリー 大阪(梅田) 2005 「十三年の軌跡」柳田教養文化館(能登 柳田) 2006 「美ら海(ちゅらうみ)」ひろた画廊(金沢) 2012 「波と雪」しいのき迎賓館 中 十七波(陶芸)中 乃波木(写真,映像)による親子コラボレーション 【公募展】 1995年 金沢工芸大賞コンペティション 1996年 目黒雅叙園アートプライズ 1999年 クラフト全国公募99/札幌 2003年 岡山セラミックコンペティション 審査員ユーモア賞 2004年 埼玉近代美術館主催 陶芸財団展 俳句歴 2003年 インターネット句会「きっこのハイヒール句会」 入会 2004年 第二回 全国俳句大会 入選 2005年 第三回 全国俳句大会 入選 2007年 インターネット句会「湯豆腐句会」 入会 2009年 ふるーる片山津 文芸コンクール 俳句部門賞受賞 2011年 第十三回 雪梁舎俳句まつり 入選 2012年 第十四回 雪梁舎俳句まつり 坪内稔典賞 受賞 2012年 船団の会初夏の集い記念 「おひとりさま」大賞 入選、佳作 |
屋外作品 柳田さくら団地陶板 18点 アストロコテージ[満点星] 星座の陶壁 3点 柳田上町和住団地陶板 13点 |