【石川県知事に対して意見書の提出、5月18日(火)午前10時:5月18日掲載】
「犀川の河川整備を考える会」(代表 中 登史紀)は、石川県知事、犀川水系流域委員会委員長宛に「犀川水系河川整備基本方針(案)および河川整備計画に関する意見書」を提出した。同時に、国土交通省国務大臣に対して「石川県犀川水系河川整備に関する申入書」を送付した。また、会員(杉浦)が5月19日、国土交通省を訪ねて担当者へ同意見書を提出した。 マスコミへの案内。
【第2回「犀川水系流域委員会」の傍聴:5月20日掲載】
2回の総合部会、2回の施設専門ワーキングの後の、久しぶりの本委員会である。
日時 平成16年5月19日(水)14:30〜17:00
場所 県庁 11F 第1102会議室
主催 石川県土木部河川課
委員長から、総合部会でとりまとめられた考え方の報告があり、続いて事務局からの説明があった。
前半が「河道整備」、後半が「新構想の辰巳ダム」について説明があり、委員による議論があった。
●河道整備に関しては、主として、鞍月用水取水口の堰を2m程度、切り下げて上流約600mの区間について川の断面を大きくすること、平行して用水の取水のための水路を造ることの説明に対して漁協関係者からの要望らしきことがでたこと。
●洪水調節専用の新構想の辰巳ダムの説明があり、ドライダムは河床の生産量の大きい河床の植生のダメージ、ダムの裏側の景観などの問題が指摘された。
感想: 市民から指摘されて慌てて鞍月用水取水口付近の改修をすることを決めたこと、もともと県が進めたかった辰巳ダムを洪水調節専用に衣替えして提案されたことだけではないか。整備計画の全容が次第に明らかになってきた。今回の委員会についての議論を整理し、「意見書」を提出予定。
今後のスケジュール、第3回総合部会は6月中旬、第3回流域委員会は7月下旬。
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