辰巳ダム本体の建設工事入札結果の追記

 
 辰巳ダム建設工事入札で談合が行われたという証拠はないが、入札結果を簡単に分析して見た結果、競争相手が強い受注意欲をみせることなく、関連の付帯工事に着手する以前から、本命と目されていた「飛島グループ」が順当に落札していることがわかった。
 『赤旗』が2001年に「山崎文書※」を入手し、国内のダム工事談合を暴露した。この文書では、辰巳ダムの本命企業は、飛島建設と奥村組となっていた。国内のダム工事入札で、この文書に記載された本命企業が落札をしており、辰巳ダムでもダム談合疑惑を裏付ける結果となった。

※:1995年12月に山崎建設が作成した内部資料(今後発注が予定されるダムの本命企業一覧)が山崎文書と呼ばれている。山崎建設(東京・中央区)はダム建設下請け企業。
 新聞に掲載された本命企業一覧

 

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