今時、一枚三十円のコピーなんて!(その2)

 文書の特定などのために気象庁担当者とのやりとりに手間取った.中央官庁は地方自治体と違って遠い.

【気象庁へ行政文書の開示請求(平成14年6月13日):郵送】
 コピー機の設置などの事業は,気象業務支援センターが気象庁の補助を受けて行なったものであり、事業計画の概要および同センターが行なっている支援業務に関する文書の開示を請求した.
 修正に関するやりとりがあって、最終的な開示請求はこれ.

【気象庁から「行政文書開示決定通知書」(平成14年7月9日):郵送】
 A47ページとかでやっと着いたかと思った文書がこれ. 「行政文書の開示の実施方法等申し出書」が同封されていた.これに記入して特定された文書の開示を請求.

【気象庁から特定された「行政文書」(平成14年7月30日)が届く:郵送】
 やっと、「民間気象業務支援センターの業務に係る事業計画及び収支予算の認可申請について」(A4、7ページ)が届いた.

【気象庁へ「開示請求」(平成14年8月1日)を送付:郵送】
 つぎのステップが遠かった.開示された文書の複写機に関する部分について3点、さらに根拠を記した文書の開示を求めることにした.
 一つ,コピーのサービスをするのになぜ、機器を設置すると決めたのか(今ごろ,コピー機のないオフィスは無い!)
 一つ,一枚20円の根拠は、
 一つ,料金の改定をしたのか、したのであれば、その料金の根拠は,

 を記述した文書の開示である.

【気象庁から「開示文書」が届く(平成14年9月10日):郵送】
  請求した文書のうち2つが不存在のため開示されなかった.最後の一つについては,平成11年度からコピー料金が20円から30円とし、その根拠となる文書が存在したので開示された.1枚30円の内訳と金額に関する文書である.開示された文書によれば、コピー費の内訳と金額が判明した。1枚30円のうち、消耗品費(用紙代とトナー代等)が1枚9.3円と高い。紙代とトナー代は合わせて3円ほどのものであるはず.さらに内訳明細と金額の根拠を開示請求することにした.

【気象庁へ「開示請求」(平成14年9月24日)を送付:郵送】
 開示文書とともに,気象庁情報公開担当者作成と思われる文書が添付されていたのでこれに対する当方の意見を含めて問合せ文書を開示請求に同封した.
 当方の問題意識も含めて、問合せ文書に記述した.
 (抜粋)「当方が問題にしているのは、公の関与と公が関わると費用負担が非常に大きくなると言う二点です。
 道路公団等の例を見るまでもなく、様々な大義名分を理由に業務範囲を拡大するのが常です。民でできることまで、官がかかわり、官が肥大化していくということです。言い換えると、しなくてもよいことまでしてしまうということです。ご承知のように、個人の事務所でも、電話一本で、明日からでも市内の事務機屋さんがコピー機を設置していってくれます。なぜ、東京の支援センターが金沢地方気象台のコピー機の世話までする必要があるのかということです。
もう一点は、官がかかわると費用が数倍に膨れることです。当方は、土木エンジニアですが、公共土木事業の場合、求める機能を有する構造物が、民の3〜5倍になるケースもあるくらいです。土木構造物のように、社会システム全体の信頼性にもかかわる部分があり、すべてが否定できるわけではないとも思います。ですが、コピーにそのような、理があるとは思えません。官でやると鮮明なコピーが提供できるとでもいうのでしょうか?」


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