石川県の第2回犀川流域住民川つくり懇談会の報告

◆第2回犀川流域住民川つくり懇談会、平成16年7月14日(水)、旧石川県庁別館
2004.7.19 更新

【石川県の案内】
 河川法(昭和39年法律第167号)第16条の2第4項の規定に基づき、犀川本川及び支川の流域住民の代表者等から意見を求めるため「犀川川つくり懇談会」を開催している。
 今回は、先月開催された第一回に引き続き、開催するものである。
 1.日時 平成16年7月14日(水)18:30〜20:30
 2.場所 石川県立生涯学習センター2階
 3.主催 石川県県央土木総合事務所
 4.内容
  犀川水系河川整備計画(原案)についての説明および住民の意見の聴取
 5.参加者
  各校下代表、犀川支川のボランティアの代表など20数名。他に傍聴者10数名、マスコミ、行政関係者。傍聴者の意見は「意見用紙」に記入。



 【会議の様子】
 参加者の中には、この会合の主旨がもう一つわからないとの意見があった。事務局の説明では、「犀川流域住民の意見を犀川の河川整備計画に反映させるためのものである。」であったが、すでに作成した「犀川水系河川整備計画(原案)」を示して、「自由に意見を出して欲しい。まとめて委員会へ報告する」といわれても、作成済みであれば反映しようがないではないかの疑問があった。
 それにもかかわらず、意外と活発な議論が行われた。最初の発言者は、ダム賛成論者で「傍聴にダム反対の人がおられるようだが、ダム反対などとんでもない」という威勢のいい意見であった。驚いたことにその後で、物静かな方がダム反対論者で「県はダムの必要性について説明してもらいたい」主旨の意見があった。県の主催の会議で、参加者の人選も県が関与している会議で、ダム反対論の意見を聞くとは予想もしなかった。さすがに住民の意識はかわりつつあることを実感した。
 その後も、傍聴に自然保護団体の方がいるようだがと、傍聴を意識した発言があり、傍聴に参加する意義を感じた。県主催の住民の意見聴取の会合は、県の行政擁護か、要求あるいは要望がほとんどと考えていたが、賛否両論あいまじえた、興味深い議論を聞くことが出来た。

 【会議で出た意見】
 【事務局の返答】
 【筆者の意見(7月20日に県へ提出)】
 【河川審議会答申の一節】
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 【会議で出た意見】

――治水に関すること――
●洪水に対する心配(安全性)
(S校下のIさん)
 最近の雨は予測不可能である。新潟では400mmの豪雨があった。対応ができているのかどうか、心配している。ダムなんかいらないという反対派がいらっしゃるようだけれどもとんでもない話である。

●都市水害の問題
(D校下のTさん)
 町の整備がされるほど、水がいっときにでてくる。下流のD地区は河川の整備が進んでいるが、まだ完全ではない。早く、下流の河川整備をお願いしたい。
(H校下のNさん)
 常日頃、川をみまわっている。雑木林の中にチョロチョロとながれ、川の機能を発揮していない。早急に整備して欲しい。
(N校下のYさん)高橋川の改修を平成7年からやって10年立っている。まだ、10年かかるという話もある。先日の雨では、もう1mで溢れるところだった。見通しを話して欲しい。
(安原川のTさん)
 住宅が建つと思っていなかったところに、農地が住宅地にかわり、水が一時に流れるようになった。すぐに危険水位を突破するようになった。昭和61年に規制同盟会ができ、だんだんよくなっている。

●洪水時の交通路確保の懸念
(SのIさん)
 洪水が起きたときに、どの程度の雨量まで橋が持ちこたえられるのか、交通手段として一番、重要なところの橋が、(配付資料の中身で)抜けている。橋の安全性がどの程度の雨でどのようになるのか説明が欲しい。

●ダムに関すること(ダムによる地域発展効果/ダムによる自然環境への影響/ダム構造物に関する懸念)
(O校下のOさん)
 ダムを造っていただいたおかげで当地区は非常に発展しました。全く、損になったことはございません。ダムを造ることによって自然が破壊されるという話がありますが、河川に関しては影響はございますが、まわりに関しては逆に自然が残る状態の方が大きいかなと思います。上流から見ましても辰巳ダムは大いに賛成です。
(N校下のMさん)
 個人的にはダムに疑問があります。コンクリートのダムは100年もつのか。通常は貯めておかないものに建築費を含めて造る必要があるのか。ダムのために資料を一生懸命つくったというような気がします。 河口近くの、下の方があふれている。下の土砂をとったりして、まず、そちらの方を優先していただいて、ダムは必要性があるのかどうかを答えて頂きたいと思います。
(T校下のOさん)
 先ほどからダムの話がでていますが、(ダムのない昔は)雨が降るごとに洪水でございました。年に1回はありました。、、、ダムの堰堤の安全のために放流するのか、川の柳や土砂を撤去されるのか、お答え願いたい。

――利水に関すること――
●用水の確保
(N校下の方)
 5,6年前の秋の観光シーズンに大野庄用水に水が一滴も流れなかったことがある。用水の取り入れ口の犀川の堰の鉄柱が壊れて水を止めることができないということだった。今後、こういうことのないようにしてもらいたい。
――河川環境に関すること――
●子供の環境教育の場
(S校下のKさん)
 犀川を子供の情操教育の場として、親水、学びの環境にして欲しい。現在は勾配が急であぶない。
●河川の美化
(J校下のSさん)
  遊歩道はきれいに整備されているが、川へ排水路が流れ込んでいるところが水たまりになり、きたなくなっている。川を散歩する毎に住民の小言を耳にする。
(I校下のUさん)
 野鳥の観察をしながら、散歩している。河原にペットボトルなどのゴミがおちているので拾っている。ゴミを川にながせばいいと考えている住民がまだ多い。きれいな川にするために住民も川を守る気持ちが大切である。
(高橋川のボランティア)
 高橋川の改修が終わった地区で、完成を祝い、地域住民の融和を深めるために、川まつりのイベントを行っている。それにあわせて清掃もおこなっている。用水の可動堰がある。用水を取っている時期は水が流れないので川はゴミやヘドロで悪臭がする。2,3年前にたまにみたホタルが最近は見たことがない。
(安原川のTさん)
 雨が降ると大変なゴミが流れてくる。海の清掃でゴミの山になる。上流の川の管理をお願いしたい。
●河川の水質

●河道の植生の処置の問題
(Uさん)
 川にヤナギやハンノキが生えている。伐採に野鳥の会が抵抗した。人と鳥とどちらが大切か。今後、どんどん生えてくるのを切らないのはどうかと思う。切るのか、切らないのか。木が水の流れの阻害の原因になる。あまり大きくならないうちにしないと手がつけられなくなる。
( さん)
 犀川は、川じゃない、ヨシ原だ。金沢を代表する川というけど、ヨシ原でどこに水が流れているかわからない。川ざらえをするのか、しないのか。何とかできないのか。
●魚道の不備および設置
(N校下の方)
 大野庄用水の取り入れ口の堰の下でますが何匹も死んでいた。魚道が不備のせいではないか。右岸にはない。考えて欲しい。

●川のイメージへの提案
(野町の方)
 地域エゴといわれるかもしれないが、氾濫を受けにくい地域に住んでおり、犀川に関して楽しい想い出しかない。子供でもアユがつれた、堀があった、ボートも浮かんでいた、そういう川に今一度もどってほしい。近代化、便利さばかりを求めるのでなく、次の世代へ夢をつなげたい、よい計画をたてていただきたい。
(Y校下のKさん)
 犀川の整備計画は安心、安全が第一になっている。この川の整備を考えると大変な状況になっている。金沢の風土にあったものにしてほしい。あまりにもみすぼらしい川のソバに住んでいる。
――維持管理に関すること――
●公私の役割分担と負担について

●河道の植生の管理
(S校下のOさん)
 川の中にヤナギなどが生い茂っている。洪水が来たときにはたして計画どおりに流れるか心配である。小さな洪水でもゴミなど大量にひっかかる。大きな洪水では山から大木が流れてくるのでひとたまりもない。地域住民の管理では手に負えない。川の管理に力を入れて欲しい。
(十人川のYさん)
 年二回、溝掃除の後で草刈りをしている。それでも雑草がボウボウになり、十分でない。年々参加者が少なくなるのが悩みである。
(辰巳用水のAさん)
 大桑橋から上流の川はジャングル状態だ。全部流れていったら下流で全部引っかかる。自然保護も大事かも知れないが、もしも事故になったら取り返しがつかないことになる。

●河道の土砂の管理

●レジャーボートの違法係留
(Uさん)
 川に無断でレジャーボートを係留している。H鋼で桟橋をつくったものもある。洪水の流れを阻害する原因にもなるのではないか。
●河川敷内での耕作
 ( さん)
 鞍月堰堤から雪見橋にかけて川の中に畑がある。半年以上前から、看板が立てられている。「畑といえども工作物ですから違法です。すぐに撤去しなさい。」と。ところが以前と同じに畑がある。何の意味があるのか、きちっと対応するべき。
――共通する事項およびその他――
●森林保護について
(O校下のOさん)
 水源を涵養する、森林保護に関する事業を唱ってないのは、山間部に位置する地元にとって死活問題になります。
●洪水発生時の対応
(SのIさん)
 工事については功罪がある。もし万が一を考えて、なったらどうするか、交通整理の問題もある、橋の安全性の問題もある、その時の対応を考えておく必要がある。
●洪水対策と環境保全
(N校下のMさん)
 犀川をどういう形にしたらよいか、洪水対策と環境とは相反するようにこと、その辺を議論していただきたい。


【事務局の返答】
――治水に関すること――
●洪水に対する心配(安全性)
 予測を超える大洪水もあるのが自然災害であると思う。皆さんのご協力を得てしっかりやりたいと思います。
 確かに犀川下流部の改修が遅れています。流域の都市化、開発、支川で対処、改修したのをまた、改修し直しているという状態になっています。
 莫大な費用と時間がかかる。公共事業費の縮減もあって苦しくなっている。金沢市には特段の配慮をしているが、加賀、能登からは県都優先ではないかとも言われる。これからは川を守り、対話することも重要。場合によっては避難していただくことも必要ではないか、と考えている。河川総合情報システムで水位、雨量を即座に知ることができる。ハード、ソフト両面で進めている。行政だけではうまくいかないから、住民と協力していく時代である。
●都市水害の問題
 予算の関係で、安原川の河川整備が遅れている。
 高橋川は、町の中の川で、幅を3倍にする。橋や堰もある。なかなか進まない。少し遅れるかも知れない。
●洪水時の交通路確保の懸念

●ダムに関すること(ダムによる地域発展効果/ダムによる自然環境への影響/ダム構造物に関する懸念)
(座長)
 ダムができればドロが貯まるのは仕方のないことだと思います。ダムうんぬんは、ここで議論するのはいささかなじまないのではないかと思います。うける程度にしたいとおもいます。
(河川課長)ダムは100年もつのか、コンクリート構造物につきましてはほぼ半永久的にもつ、メンテナンスは必要ですが。
確率以上の洪水はくるじゃないか、それはご指摘のとおりでございまして、そのようなものがきてもダムは絶対壊れないような非常弁のようなものをつくってございます。非常に大きなものがきても大きなものが下流へながれていかないようなしくみにしています。
洪水調節の計画は森林整備をないがしろにしているのではなく、森林整備をしてもなおかつ、雨が降った場合に、それにそなえるような計画をしているのが基本的な考えです。

――利水に関すること――
●用水の確保
 三ケ用水堰のピストンが壊れた件については、事前に点検し、大事にならないようにしたい。
――河川環境に関すること――
●子供の環境教育の場

●河川の美化
 整備計画とは別にきたなくなっているところは直します。犀川は公園の網もかぶっていますので対応します。
 ペットボトルは、マナーの問題ですが、大きな問題になっています。海岸にも漂着するので海岸でも大きな問題になっています。
●河川の水質

●河道の植生の処置の問題
 
●魚道の不備および設置
 魚道については、その当時、あまり情報がなかった。既存のものを直したり、多段式落差に変えたりしている。すこしづつ直している。
●川のイメージへの提案

――維持管理に関すること――
●公私の役割分担と負担について

●河道の植生の管理
 樹木、堆積土砂の問題ですが、川は生き物ですから、整備すればそれでお終いと言うことではなくて、やはり、整備した後の適正な管理をしなければならない、ボランティアでできないものもありますから、大きな木は切らなければいけないと、なかなか十分ではないが、今後やらねばならない。
●河道の土砂の管理

●プレジャーボートの違法係留

●河川敷内での耕作

――共通する事項およびその他――
●森林保護について



【筆者の意見(7月20日に県へ提出)】

第2回犀川流域住民川つくり懇談会 意見
中 登史紀
金沢市小立野3−12−28
TEL:076-261-3639

●川つくり懇談会の開催時期が遅い
本来であれば、まず「犀川水系河川整備基本方針(案)」を流域住民に示して意見聴取を行い、考えを反映させた「河川整備計画」を具体化するべきと考えます。すでに作成した「河川整備計画(原案)」を示した後の意見徴収では、意見の反映が限定的となる懸念があります。事務局の説明に「ご自由に発言ください、まとめて委員会に報告します」とありましたが、委員会でのこの意見の取り扱いも不明瞭です。さらに言えば、法律で決められた手続きを実行しただけで実質的な意味はなく、アリバイづくりに行ったと疑われかねません。

●犀川の治水安全度についての自信をもった説明がない
 新潟の水害のニュースを見た犀川流域住民の中には、洪水の不安にかられる人が多く、懇談会でも犀川の安全性に関する意見が多く出ました。県は、犀川の整備費用として今までに150億円かけたと説明しました。中流部では1230m3/秒の流下能力が確保され、相当程度、安全度があがっています。犀川大橋地点の流下能力で考えると、昭和40年以前の615m3/秒から、犀川ダムができて930m3/秒、河床を4m程度切り下げた河川改修事業が行われて1600m3/秒と拡大しています。昭和37年の第二室戸台風時はおおよそ700m3/秒前後ですから、第二室戸台風の2倍の出水があっても安全であり、自信をもって住民に説明するべきです。

●今後、30年間程度の河川整備計画では犀川本川の下流部整備、支川整備に全力をそそぐべきである
 犀川本川(下流部を除く)の安全度は、支川に比較して著しく高まっています。鞍月用水堰の上流区間は、左岸側の低地を公園緑地として確保されており、洪水時にこの空間へ洪水を誘導するようなしかけ(右岸をパラペットで少し補強、左岸の遊歩道の一部を少し切り下げ、洪水の一部を公園緑地空間から、堰の左側を流れるように誘導する。)をほどこせば、ほとんど解決する。原案で提案されているような工事の必要性はまったく不要です。
 懇談会で出された多くの意見によれば、都市化により、「今までなかった出水が上流から下流に一時に発生してくるようになった。これを受ける川はこれが川かと思うくらいの貧弱なものが多くある。早く、整備して欲しい。」というものです。この支川の整備が、今後の犀川水系河川整備計画の最優先の事業です。

●ダムによる地域発展効果を誤解している住民に対して正確な説明がなされていない
 ダムの目的は、洪水調節、水開発、発電などであって、ダム周辺の地域が直接、ダムの恩恵を受けて発展するわけではありません。ダムという迷惑施設を受け入れることと引き替えに地元優遇策が行われるしくみによって社会資本整備が進んだだけです。原発やゴミ処分場と同じ事です。「ゴミ処分場によって戸室新保が発展しました。ゴミ処分場の建設に大いに賛成です。」ということと同じであり、本来、地域の発展とは無関係です。

●川らしい川にするために従来行ってきた河川整備手法を再検討するべき
 上流河道のジャングル状態、中流部のヨシ原状態は、今日まで行ってきた「河川整備事業」の結果であります。治水、利水を考えて河川をコントロールした結果であり、これが現在の川らしい川ということになります。早く刈り取れという意見が多数出されましたが、刈り取るのは一時しのぎであり、解決策ではありません。住民が考えるような、従来の植生の川に近づけようとするのであれば、川の水の過剰なコントロールを実施しないなどという根本的な問題に直面します。県担当者は、河川審議会答申「21世紀の社会を展望した今後の河川整備の基本的方向について」平成8年6月 で示された理念を語り、現在まで行ってきた治水、利水に関する整備手法の再検討まで言及するべきです。

平成16年7月19日

【河川審議会答申の一節】
河川審議会答申「21世紀の社会を展望した今後の河川整備の基本的方向について」平成8年6月
21世紀に向けた河川整備
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 4.1 河川整備にあたっての基本認識
 健康で豊かな生活環境と美しい自然環境の調和した安全で個性を育む活力ある社会の 実現に向けて、流域の視点に立って人と水との関わりを再構築する。この目標を実現す るため、以下の基本認識にもとづき、今後の河川整備を行うものとする。

 (1)流域の視点の重視
 河川は水循環系の主軸であり、流域と一体的なつながりを有している。流域における 人口・資産の集積や土地利用の変化が河川に与える影響は大きく、洪水・土砂流出の増 大、普段の河川の水量の減少、水質の悪化等の問題を生じさせてきた。こうした問題に 対処するためには水系一貫の視点のみならず、流域全体を視野に入れた施策が重要であ る。

 (2)連携の重視
 地域の独自性を活かした個性ある河川整備を行うためには、河川の特性及び地域の自 然・社会・文化特性と地域のニーズを的確に把握し、反映することが必要である。この ため、地域住民の主体的な参加の促進と様々な参加機会の創出に努めるとともに、関係 機関等との連携を強化することが重要である。

 (3)河川の多様性の重視  −川の365日−
 
従来の河川整備は、主として洪水や渇水という異常時における被害の軽減対策として 実施されてきたが、今後はこれに加え、河川が平常時においても生物の生息・生育の場 であること、散策、スポーツ等の利用の場であること、四季折々に変化する美しい自然 環境の一つとして地域の風土・文化を形成する重要な要素であることを同時に認識し、 すなわち、「川の365日」を意識しつつ、治水、利水、環境に関わる施策を総合的に 展開することが重要である。

 (4)情報の役割の重視
 洪水や渇水等の災害時には正確な情報を地域住民に提供し、被害の最小化を図るなど、 的確かつ効率的な河川管理を行うため、関係機関との連携を図りつつ、新たな高度情報 システムを構築し、高度な情報の活用を推進する。さらに、地域住民の多様なニーズ等 を把握し、開かれた河川行政を実現するため、情報の公開・提供や整備された情報シス テムの共有化を推進し、関係機関や地域住民との双方向のコミュニケーションの確立を 図ることが重要である。



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