∀∂∀∂∀∂北河内ダムを考える∀∂∀∂∀∂

 No.1:北河内ダムの貯水池見学
 (掲載2010.2.22 平成22年2月22日)
 試験湛水で23日に満水の予定、ダム湖斜面に異常はないか?
1.平成22年2月22日午後の1時間くらい
2.管理事務所に行く前にダム湖の写真を撮影するため、
五十里から北河内トンネルを抜けてダム湖の左岸側の道路を通り、北河内の集落まで行く。
ダム湖の右岸側の道路への連絡はまだ、出来ていないので、来た道を戻り、下流からダム本体と管理事務所へ行く。
3.ダム見学会が催されて、管理棟でダム建設事務所の課長以下の係員がいたので、
地すべりについて少し、話を聞いた。
4.北河内ダムのダム湖は、ダム堤体から最深部まで約1.8km、最大水深は約35m。
堆砂容量を含めた総貯水容量は286万m3である。
5.試験湛水中でほぼ満水状態、明日23日に満水(水位135.0m)となる予定。
24時間、満水状態とした後、水位104.0mまで、毎日1mの目安で低下させる。
最大で1日1mで、最短で31日で空になる予定である。
6.地すべり地形は、五カ所ある。別図のとおり。比較的小規模でそれぞれが10万m3程度。安定解析がなされ、それぞれに応じて、対策工法がなされている。@とAは、押さえ盛り土工、CとDは、頭部排土工がなされている。Bは、小規模であり、道路への影響も無いと判断し、対策工は実施していないとのことである。
7.傾斜計をおいて、自動観測がされているが、現在のところ、許容値内におさまっており、問題ないとのことであった。その具体的な数値については、説明してもらえなかった。
8.路面の亀裂などについては、確認するべきところをあらかじめ把握していなかったので、あまり確認していない。
9.斜面は、積雪のため、亀裂の様子などは観察できない。
10.地すべり地形以外の斜面は、観測していないのでわからないが、表層の崩壊などはあるとしても、雪がとけてから、確認して対策を取っても対応できると考えているとのことであった。


満水の状態、放水までは至らず
ダム堤体から望んだダム湖
@地点の斜面、手前か奥か確認していない
北河内トンネルを抜けたところに設置してある傾斜計、A地点
北河内トンネルを抜けたところ、A地点の360度視野の一番目

 

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